ヨーロッパで人気のマイプロテイン。マイプロテインには沢山の商品ラインナップがありますが、広く人気がある商品の一つホエイプロテインにはいくつか種類があります。
ここでは、ホエイプロテインの種類である、ホエイプロテインとホエイアイソレートとの違いについてご説明します。
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マイプロテイン ホエイアイソレートの違い
マイプロテイン ホエイプロテインとホエイアイソレートとは？
ホエイアイソレートとホエイプロテインは、どちらも牛乳から作られるタンパク質のサプリメントです。牛乳には色々な栄養素が含まれていてたんぱく質も豊富です。
たんぱく質としてはチーズの原料になるカゼインタンパクと、その過程で出来る液体のホエイタンパクの２種類が含まれています。ホエイタンパクは吸収されやすいという特徴があり、プロテインの原料としては非常に優れていると言えるでしょう。
アイソレート「isolate」というのは、分離させる、などの意味でホエイアイソレートは、ホエイプロテインをより分離の度合いを高めてたんぱく質を濃縮したものです。
製造方法の違いや特徴と選び方
タンパク質は、筋肉や骨、皮膚や髪などの体の組織を作る重要な栄養素です。タンパク質が不足すると、筋力や免疫力が低下したり、老化が進んだりする可能性があります。特に女性の場合タンパク質の摂取が不足しがちになるので注意する必要があります。
ホエイアイソレートとホエイプロテインは、製造方法に違いがあります。ホエイアイソレートは、ホエイプロテインをさらに濃縮して不純物を取り除いたものです。そのため、タンパク質含有量が90%以上と非常に高く、脂質や炭水化物がとても少ないです 。乳糖も少ないので、牛乳に弱い方でも安心して飲めます 。ただし、価格は高めです 。
ホエイプロテインは、牛乳からホエイタンパクを分離したものが原料です。タンパク質含有量は80%程度で、脂質や炭水化物がやや多いです 。価格は安めで、味の種類も豊富です 。プロテイン初心者やコスパ重視の方に向いています 。
ホエイアイソレートとホエイプロテインの選び方は、自分の目的や体質に合わせて決めると良いでしょう。タンパク質純度や低脂肪を重視する方はホエイアイソレート、価格やフレーバーを重視する方はホエイプロテインがおすすめです 。また、運動後に飲む場合はホエイアイソレートが筋肉回復に効果的ですが、就寝前に飲む場合はホエイプロテインが睡眠中の筋肉分解を防ぐ効果があります。
美容や筋トレにどちらを選べばいいの？
では、美容や筋トレに効果的なプロテインは、ホエイアイソレートとホエイプロテインのどちらでしょうか？
一般的に、ホエイアイソレートの方がホエイプロテインよりも純度が高く、タンパク質含有量が90%以上、脂質や炭水化物がとても少ないです。
乳糖も少ないので、乳糖不耐症で牛乳などでお腹を壊しやすい方にもおすすめです。タンパク質は、筋肉や骨、皮膚や髪などの体の組織を作る重要な栄養素です。タンパク質が不足すると、筋力や免疫力が低下したり、老化が進んだりする可能性があります。さらにたんぱく質は、筋肉だけでなく髪の毛や爪・肌の栄養素でもあるので、美容効果も望めるでしょう。
したがって、美容に効果的なプロテインとしては、ホエイアイソレートの方がホエイプロテインよりも優れていると言えます。ただし、価格は高めです。ホエイプロテインは、価格は安めで、味の種類も豊富です。プロテイン初心者や価格重視の人に向いていると言えるでしょう。
マイプロテイン ホエイアイソレートの効果的な飲み方、飲む量、タイミング
では、マイプロテインホエイアイソレートの効果的な飲み方について見ていきたいと思います。
飲み方
スプーン１杯（約25g）をシェイカーに入れ、300～400mlの冷たい水と混ぜて飲みます。 プロテインパウダーと水を混ぜたら、20~30秒ほど待ってから飲むと、しっかりとけてよりおいしく飲めます。
量
1日に必要なタンパク質量は個人差がありますが、一般的には体重1kgあたり1.2～2.0gと言われています。
例えば、体重60kgの人であれば、1日に72～120gのタンパク質を摂取することが目安です。3 ホエイアイソレート（ノンフレーバー）は1食あたり20gのタンパク質が含まれていますので、1日に3～6食分を摂取することがおすすめです。
タイミング
ホエイアイソレートは、消化吸収が早く、運動後に最適です。 運動後にプロテインを摂取することで、筋肉の回復や増強を促進することができます。 また、朝食や小腹が空いたとき、夜食などにもプロテインをプラスすることで、1日のタンパク質摂取量を増やすことができます。
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ホエイとは何なの？
最後に「ホエイ」ってなんなの？というのを見ておきたいと思います。ホエイというのは、牛乳から乳脂肪やカゼインというタンパク質を取り除いた液体のことを言います。ホエイには、水分のほかに、ホエイたんぱく質というタンパク質や乳糖という糖分、ミネラルやビタミンなどの栄養素が含まれています。
ホエイたんパク質は、身体に吸収されやすく、筋肉や免疫力、美容などに効果的な成分です。
ホエイは、ヨーグルトやチーズを作る際に大量にできます。
ヨーグルトは、乳酸菌が乳たんぱく質を発酵させることで作られますが、その過程で水分や栄養素が分離して出てきます。これがホエイです。チーズは、牛乳に酢やレモン汁などを加えて乳たんぱく質を固めることで作られますが、その際に出る液体もホエイです。
ホエイプロテインはこれが原料になっているんですね。チーズを作るときには、とにかくかなりの量の牛乳を使いますので残ったホエイもかなりの量になります。ホエイ自体もたんぱく質やミネラルを多く含んでいるので、このホエイを捨てずに商品化したのがホエイプロテイン、ということなんですね。
牛乳にレモン汁やお酢を加えて熱して作る自家製チーズをわが家では時々作るのですが、その際にもホエイが残ります。
↓こういうものです。右側の白いのが分離したチーズ（カゼインと脂肪分の塊）で、左側がホエイです。
牛乳に酸性の液体を加えると固形物と液体に分離し、固形物はチーズとして使われ、そして残った液体が「ホエイ」なのです。このホエイ、非常に栄養があり、脂肪分も少なく優れた飲み物ですので捨てるのはもったいないんです。
ホエイはそのまま飲んでも良いのですが、正直味はちょっと甘っぽい感じでこのままではあまりおいしくありません。ですので、少し手を加えて料理や飲み物に使うのがおすすめです。例えば、カレーに入れたり、鶏肉に漬け込んだり、ドレッシングにしたり、はちみつとレモンを加えたドリンクなどおすすめです。
また、冷凍保存すればかなり長持ちします。
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